暑さ対策

暑さ対策 へちま補正パット・帯板・帯枕、へちまをフル活用&手作り法も!

最近は夏着物を楽しむ方が少しずつ増えてきました。ビギナーなら浴衣を着物風に着ることからはじめてもいいですね。いずれにしても暑さ対策は必須です。着物で一番蒸れやすいのは腰回り。そこで晴れてらすが実践しているのは、へちまグッズの活用です。

へちま補正パッド

着物が体に添いやすいようフラットボディーに仕立てるため、必要な方は腰にタオルを当てて補正します。そのタオルを綿から麻に変えるだけでも違いますが、さらに、おすすめしたいのは、へちま製の補正パッド。軽くて通気性がよく、主に夏用として市販されています。 形も何種類かあるようですが、自分に合ったものを手作りしてみるのはいかが? 晴れてらすは自作のパッドを冬でも愛用しています。

へちま補正パッドの作り方

大きめのへちま(動画で使用したのは長さ約30㎝、周囲28㎝)、出来上がりを包み込む晒布など、形の目安にするため手持ちのものがあれば用意↓

へちま帯枕

へちま帯枕は軽くて夏帯にぴったり。特に透けている羅帯や絽綴れ帯などは見た目が涼しいだけでなく本当に空気が抜けます。ただし、背中で強く押し付けると形が壊れるかもしれませんので、車を運転する時などには注意しましょう。 へちま帯枕は簡単な方法で綺麗に仕上がるので、作り方も合わせてご紹介します。

へちま帯枕の作り方

へちま帯板

夏用のメッシュ帯板に、へちまを薄く張り付けて麻布でくるんであります。メッシュ帯板では厚みが物足りない感じでしたが、へちま帯板はクッション性があるので帯の収まりがよく、ずれることもありません。
縁がバイアス仕上げ、キルティング仕上げ、長さの長短、ゴム付かゴムなしか、など何種類か市販されていているようです。選択はお好みでどうぞ。写真は長さ約42cm、ゴム付きタイプ。帯板も作りかけましたが、きれいに作るのが難しかったので結局購入しました。