小紋のコーディネイト

34真紅色暈しろうけつ染め小紋+黒字塩瀬名古屋帯

着物は真紅の濃淡暈しになっており、小花と波模様がろうけつで染め抜かれています。さらりとした生地で、季節を問わず着られそう。

帯は黒字の塩瀬。お太鼓柄の名古屋帯は一般的なのですが、
この帯の柄、よく見るとなかなかのくせ者!?
波にピンクの飛沫と貝桶?宝箱? 印象的なデザインです。

帯揚げは薄桃色の絞り、帯締めはお太鼓柄のピンクに合わせてあります。
赤い着物は可愛らしくなりそうなところですが、この組み合わせは小粋です。

この着物と帯は吉備レモンさんが実家の和箪笥を片付けているときに見つけたもの。
亡きお母様が娘か孫娘?誰かのために仕立てておられたものだそう。
「たんすの肥やしをどんどん活用していかないとね」
と、今回娘さんが着用。よくお似合いです。

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