紬・お召のコーディネイト

9 炭色地 菊丸文 お召し+蜂蜜色地 変わり織名古屋帯+中紅色 レトロコート

着物はざっくりした手触りのお召し。

菊丸文は織柄になっています。
帯はピンクっぽいベージュの蜂蜜色で白と黒のラインが織り込まれた名古屋帯。
帯締めはコートの色に合わせたもの。
帯揚げは菊丸文の黄色っぽい色に合わせています。
コートはツィードのような暖かな生地です。

「片付けをしていたら見つけたから着て行くね」と、この日の彼女の装いは、着物、帯、コート、すべてお母様やお祖母様の昭和初期以前のもの。
特に帯はお母様が自ら仕立て直してくださったそうです。
究極の再生、晴れてらすの理想のふだん着物ですね。