着物は青磁よりやや鮮やかなエメラルドグリーンっぽい生地に、白梅が染め抜かれています。花のところどころには刺繍が指してあります。
写真では分からないですが、帯は貝螺鈿なので角度によって、エメラルドグリーンとピンクの光沢を放ちます。実際に締めた方が華やかに見えます。
帯揚げはエメラルドグリーン、帯締めは藤色に金糸使いのものです。
この着物と帯は、御影ライムが結婚前に仕立てたもの。
若いころには帯揚げはオレンジ、帯締めも朱色系を締めていました。
長く着られる色を選んだわけではなく、単に若いころピンクなどが好きではなかっただけですが、結果的に功を奏したと言うべきでしょうか。
子供の中学の入学式に久しぶりにこの着物をきたときに
「やっぱり着物が好き」、ということに気付きました。
私のとって記念の一枚です。
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