きっかけは震災後のフリーマーケット
御影ライムはここ15年来、家でシャンプーを手作りしています。
そのきっかけになったのは、 阪神淡路大震災の直後に、復興イベントとして東遊園地で開催されたフリーマーケットです。
当時はまだ珍しいハーブシャンプーを販売していて、 成分にローズマリーと書かれているのに惹かれて買って帰りました。
そのころ私は、流行り始めていたハーブに夢中になり、苗を手に入れて植えていました。
香る芝生に憧れて植えたローマンカモミール、イングリッシュラベンダー、ローズマリー、タイム、ミントやセージ類・・・ その中で一番気に入ったのがローズマリーです。
爽やなミント系とは違った、ちょっと癖のある青臭い刺激的な香りがたまりません。
だから、シャンプーにローズマリーの文字を見つけたとき、これだ!!と思い込んだのです。
実際、それで洗うと髪の調子がとってもよく、自分の髪質に合うことを実感しました。
ところが、続けて買いたくても、イベントだったためどこで販売しているか分かりません。
そんな折、北野異人館街の山の手に布引ハーブ園がオープンし、フリーマーケットで買ったあのハーブシャンプーに似たものを発見したのです。 迷わず購入して使ってみると、例のシャンプーにそっくりでした。
その後、京都の美山町でも良く似たハーブシャンプーを発見。 そのラベルから、どうも同じところが作っているような気がして調べてみると、 神戸市内の製造元に行きつきました。
現在はネット通販をかなり手広くされているようですが、 当時は、ちょっとスピリチャルな雰囲気の事務所でシャンプーの他に竹炭やアロマオイル、遠赤マットなどを扱っておられました。
お話を聞いて分かったことは、 あのイベントで購入したシャンプーも、布引ハーブ園や美山で売っていたものも、そこで製造して卸していたということ。
シャンプーとして販売しているけれど、体や顔を洗ってもかまわない全身シャンプーだということ。
シャンプーばかりか、西区の畑でいろんなハーブを自家栽培し、アロマオイルを抽出している、ということなどもうかがいました。
たくさん使うなら手作りの方がお得
それから頻繁に注文するので、お店の方がたくさん欲しい人用に
自分で作るセットをすすめてくださいました。
ハーブ園などで販売している商品は300mlくらいで2000円弱だったと思いますが
材料を買って自分で作ると、3000円くらいで約1リットル作れました。
うちの娘は小さい頃アトピーの症状が出ていて、市販の石鹸やボディーシャンプーで洗うとヒリヒリしたのですが、このシャンプーなら痛がりませんでした。
だから我が家では体にも髪にも使っており、量が多くて安いにこしたことはなかったのです。
数年間はそれで作っていたのですが、
不思議なもので、必要なものは回ってくるというか、その後、さらに大量の材料を手に入れる縁に恵まれました。それからは、自己流のいい加減さで作ってきています。
基本的な材料はシャンプー基剤とローズマリーの葉、ホホバオイルです。
これに好みでアロマオイルなどを加えます。私はスクワランも入れています。
昔は材料を手に入れるのが難しかったですが、今はネット時代、居ながらにして手に入ります。
作ると言っても、煮て混ぜるだけで大したことをしているわけではありません。
ときどき作り方を教えてほしいと聞かれることがあるのでご紹介いたします。
ちなみにローズマリーのアロマ効果のひとつは、『若返り』だそう
ローズマリーシャンプーの材料
・ローズマリーの葉 適量 ・ココナッツヤシ由来シャンプー基剤1ℓ ・水3ℓ ※完成時はシャンプー基剤:水=1:2を基準にしていますが濃い方がいい方は1:1、薄い方がいい方は1:3程度まで希釈 ・ホホバオイル10~30mℓ 適量 ・スクワラン10~30mℓ 適量 ※美容成分は自分に合った好みのもの ・ラベンダーオイルなど好みで。 |
作り方の手順
①ローズマリーの葉を刈り取り、天日で干しておく。 |
②薬草を煎じるときと同様に ホーローの鍋 で水3ℓ を沸かし、ローズマリーを入れて煮る。 ③湯の量が2ℓ 程度に減るまで煮出したら、火を止め、荒熱が取れるまで待つ。 |
④ローズマリーを取り除く。 |
⑤シャンプー基剤、ホホバオイル、スクワランを入れる。 ※シャンプー基剤をお探しの際は「天然ココナツ洗剤」と検索してみてください。 |
⑥容器に詰め替えて、完成!! |
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