夏着物のコーディネイト

15薄水色地流水紋縮み小紋+白地枝文羅帯

着物は薄水色の小千谷風の縮み。
青で流水紋と紅葉が描かれ、盛夏にふさわしいふだん着物です。
帯は白地の羅帯を、太鼓の部分の上にひだをとった銀座結びにしています。
張りのある帯なので、ふっくらとした形がしっかり定まっています。
帯の柄の色と帯締めの色が同色で、全体的に柔らかな雰囲気です。
 
同じ着物に半幅の紺地に白の博多帯を締めています。
彼女のこの着こなしの工夫は、一般的な文庫結びではなく、大き目の矢羽根を斜めにしたところ。半幅でもボリューム感があり、かといって若過ぎないのがいいですね。
上のふんわりした白の羅帯に比べ、こちらはシャキッとした雰囲気です。