和目ようき科きもの属

着物で南座『坂東玉三郎特別公演』へ

天気予報が雨を告げるなか、降り出してもいい心積もりをして着物で出かけました。

前日からどの着物にしようかと迷うこと、迷うこと・・・

三階席しかとれなかったのに、通のように間違われては恥ずかしい

かといって紬じゃないし、きっちりした雰囲気ではお仕事風だし

ちょっと華のあるやわらか物の小紋から選ぶことにしました。

小紋のなかでも奇跡的に晴れたとき用の着物と帯(右)、
小雨覚悟の曇天用の着物と帯(左)、二通りを準備。
朝から本降りならあきらめて洋服にすることに。

結局、当日の朝、天気予報を確認し、曇天用の地模様の花柄が浮き出す小紋を選択

着物を少し短めに着て臙脂の雨コートを羽織り、色味を押さえるためにグレイのショールをして出かけました。

こうして仕込みに時間がかかることを、楽しいと感じるか煩わしいと感じるかが、着物好きになるかならないかの分かれ道なのでしょうか?