兵庫県で生まれ育った者ならおそらく行ったことがある姫路城
私は流れ者なので、行く機会がないままになっていました。
今回、お城は美しい外観だけを眺め、併設のお庭『好古園』をメインに訪れました。
平成になってから整備されたそうですが、風情の異なる庭が全部で9つもあります。
入口付近の”御屋敷の庭”は、みごとな錦鯉が泳ぐ大池や滝があり、まさにお屋敷の名にふさわしい優美なお庭。
「子どものころはどうして錦鯉なんか飼うのかなあと思ってたけど、最近はやっぱりいいなあと感じるね」
など、年を経てしみじみ日本の美を見直している自分たちに気づきます。
好古園のなかで食事をし、庭をめぐり、外の梅と盆梅を観賞し、最後にお薄で休憩し、ここだけで十分満喫。
姫路駅から徒歩圏内、たっぷり時間があれば周辺に観光スポット、グルメスポットもたくさんあり、着物のおでかけにぴったり!
一番お花の少ないこの季節でさえ素敵だったので、今度はぜひ花の時期に訪れてみたいです。