和目ようき科きもの属

『みやびの色と意匠』を観に奈良へ

先日、テレビのニュースで
公家装束を観られる『みやびの色と意匠』という特別展をしていると知って、奈良県立美術館へ出かけました。

本当なら東京国立博物館で開催されていた『きもの KIMONO』展を観に行きたかったのですが、さすがにこの時期の移動は自粛。
仕方がないので、図録だけ購入して我慢しました。

東京は断念しましたが、近県の奈良なら行かないわけにはいきません。

『みやびの色と意匠』の展示数はそれほど多くないのですが
秩父宮勢津子様の五衣唐衣裳装束、いわゆる十二単など
ふだんは目にする機会のない品が観られました。

女性も男性の装束も分解して展示してあり
形や着方が分かりやすくなっていました。
絵画の中に登場する姫君の後ろのひらひらはこれなんだ…
など、学ぶことも多く、見応えがありました。
9月22日まで開催しているので、興味のある方はぜひ!!

展覧会の後は、同行の友人が行ってみたかったという
十輪院前にあるフレンチ『めしあがれ』へ

十輪院に立ち寄ってお参り
古民家のお店は十輪院のすぐ目の前

このお店、本当に美味しかった!!
ランチが2800円~と少しお高めですが、前菜、デザート、パンまでこだわっていて、結構ボリュームもあるので、大満足でした。
従来なら、人気店だから週末はいっぱいだったのでしょうが、
私達は貸し切り状態、これでは厳しいだろうな…

今回は神戸から阪神電車で乗り換えなしに奈良へ
近くの友人が最寄り駅まで車で迎えに来てくれたので
歩かずにピンポイントで移動。
コロナに熱中症、この時期だから本当に助かりました!

※奈良県立美術館へ車で行く場合、2時間以上なら周囲の民間駐車場の方がお得でした