和目ようき科きもの属

酒蔵で聴く居囃子の会

恵美須パープルです。

先日、西宮市の酒蔵で行われた居囃子のイベントに行ってきました。

その名も「琵琶・講談・能で語る平家一門の最期 大原御幸」です。

 

場所は清酒白鷹(はくたか)の白鷹禄水苑。

ここは伝統的な蔵元の住居を再現した建物で、

薄暗いなか大きな梁がめぐる空間にレストランやショップ、ホールなどがあって、

西宮の酒蔵観光の要にもなっている素敵なところです。

着物で来場のお客様もおられましたよ。

 

居囃子とは、能の演奏形式のひとつで、演者がみなさん着席して舞なしで演じるもの。

能の舞台など生まれてこのかた数回しか見たことのない私が、なぜこのイベント行ったのかというと、

琵琶で語られる平家物語をぜひ一度聴いてみたかったからなんです。

大河ドラマをきっかけに平清盛とその一門のファンになってしまったミーハーなもので…。

 

本編前に地元にちなんだ短い狂言「舟船」で舞台を温めていただき、

次いで小鼓方、琵琶奏者、講談師の三名が並んで登壇。

おなじみ「祇園精舎の鐘の声…」に始まる平家物語が小鼓とともに琵琶の演奏で語られます。

途中から交互に講談が織り交じり、平家滅亡に至る道のり、

なかでも壇ノ浦での戦の様子はテンポがよく、臨場感たっぷりに聴かせていただきました。

 

休憩時間に美味しい蔵出しの冷酒をいただいたあと、後半は能の演者がずらりと登場。

後白河法皇が大原の寂光院に建礼門院を訪ねる場面が朗々と謡われます。

言葉づかいそのものが聞きなれずやはり難しいものの、

抑揚がついた語りはじつに艶やかで美しいもの。

初心者の私はプリントに書かれた歌詞(というのでしょうか)を目で追いながら、

物語についていくのに懸命でしたが、

能独自の語りの世界を存分に楽しめたと思います。

 

白鷹さんは能を中心とした日本文化のイベントや講座をよくされています。

ちょっと難しそうかなと思ってもまずは触れることからはじめなくては。

また機会があれば参加するつもりです。

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